パンプキンの “一人歩記”

人と接する事が大好き、何か企画することが大好き、そして食べ歩きが大好きな私の、“一人歩記”です。 お店紹介の楽しい情報から、私が企画する勉強会や講演会などの情報を掲載します。

ウチナー三線が伝統工芸品に・・・

沖縄県の伝統工芸品は、琉球絣、壺屋焼、紅型など
いろいろありますが、

ウチナーの三線(サンシン)は、伝統工芸品にはなっていなかった・・・・
灯台もと暗し、ですね。

この話を先週の土曜日に県議の玉城満さんから聞きました。
今年度、県の伝統工芸品に指定されるようです。
ウチナー三線が伝統工芸品に・・・

ただ、ウチナー三線の竿の部分、材質は黒木(クルチ)ですが、
そのほとんどが東南アジア(ベトナム)産のようです。

伝統工芸品に指定されながら、材料は国外から輸入では、
名に恥じます。

で、このクルチを毎年植え続けようとう動きが2008年から
読谷村で始まっていたようです。

読谷村などが2008年に座喜味城跡内でクルチを植えた取り組みが
「くるちの杜100年プロジェクト」に継承されました。
100年後、植えたクルチで作った三線を奏でるという壮大な企画の呼び掛け人は
「THE BOOM」のボーカル宮沢和史さんです。

10月20日には、座喜味城裏とその周辺でイベントも行われます。
http://tidana.ti-da.net/e3913297.html

実行委員長が村長、
ウチナー三線が伝統工芸品に・・・

名余会長は宮沢和史さん、
ウチナー三線が伝統工芸品に・・・

筆頭賛同人は、平田大一さん(県文化観光スポーツ部長)です。
ウチナー三線が伝統工芸品に・・・

壮大なプランでロマンがあります。





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この記事へのコメント
三線の材料の確保のためプロジェクトが行われているとのこと、とても素晴らしい事と思います。しかし黒檀は成長が遅く二百年はかかりますし肥沃な土地では心が入りません。沖縄本島の黒檀はほとんど心は入っていません。提案ですが、八重山やフリィピン、ボルネオ、ベトナム、インド、スリランカ、といった黒檀の原産地に植林する方が効率が良いのではないかと思います。
Posted by 島ゾウリ at 2016年10月04日 01:59
今から植林したとしても数百年かかります。外国は広いです。交渉次第だと思います。
Posted by ちでーくにー at 2016年10月04日 03:12
八重山に植えた方がいいですよ。沖縄のは実は入っていません。ほとんど真っ白です。植えて何百年たっていい木になったとしても乾燥するのに20年はかかります。その間の三線制作後継者育成も大切だと思います。
Posted by 三味線屋 at 2016年10月04日 03:29
黒檀の規制が厳しくてフリィピンは倒させないそうです。警察が三味線屋さんを回って黒檀の規制に目を光らせています。これでは何か悪いことをしているようで気持よく仕事は出来ません。県の伝統工芸品にされるとのこと。この状況に沖縄県のお力添えが必要だと思います。
Posted by ふーちばー at 2016年10月04日 03:45
販売目的の三味線屋さんもいれば、裏方で制作だけをされる下請けの三味線職人さんもおられます。制作費もかなり安くわずか数千円、良くて一万円くらいです
。小禄の平良さん親子は有名ですが二人とも過労でお亡くなりになりました。安いからです。私も三味線屋さんの下請けで三味線の棹の制作の仕事をさせて頂いておりましたが。千五百円か二千円しかありませんでしたので無理をしてもう少しで過労死するところでした。販売される方だけではなく裏方で制作される私達にも目を向けて欲しいです。
Posted by にくぶく at 2016年10月04日 04:14
将来の三味線の材料のために読谷でクルチを育てるようだが、成長するのに数百年かかるとの書き込みもある。その間どこから材料を持って来るの?
Posted by ちんぬくじゅーしー at 2016年10月04日 12:20
 
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